米体操のバイルス氏ら、議会で性的虐待めぐり証言

米体操のバイルス氏ら、議会で性的虐待めぐり証言 「システムを非難する」
https://www.bbc.com/japanese/58581356

f:id:nyatarochan:20211006194628j:plain

米体操界のエリート選手で、今夏の東京オリンピックに出場したシモーン・バイルス氏ら女性4人が15日、代表チームの元医師から受けた虐待について、議会上院で証言した。

上院司法委員会の公聴会では、バイルス氏の元チームメートのアリー・レイズマン氏とマケイラ・マロニー氏、米国体操協会に最初に被害を報告した体操選手マギー・ニコルズ氏も、証言した。

連邦捜査局(FBI)のクリストファー・レイ長官も出席した。

上院司法委員会は、米体操代表チームの元医師ラリー・ナッサー受刑者をめぐるFBIの捜査の欠陥について調査している。同受刑者は、少女たちに対する性的虐待の罪で有罪判決を受け、刑務所で実質的な終身刑に服している。

「システム全体を非難する」

女性4人はこの日の上院司法委員会で、自分たちが受けてきた虐待と、関係機関などの対応のまずさによって、「被害を受け、現在も受け続けている」と訴えた。

オリンピックで金メダルを4個獲得し、世界で最も有名なスポーツ選手の1人でもあるバイルス氏は、「私はラリー・ナッサーを非難する。彼の虐待を可能にし実行したシステム全体も非難する」と述べた。

「子どもを食い物にする人に、加害行為を許せば、その影響はすぐ、深刻なかたちで現れる」

バイルス氏はまた、事件に関わったFBI捜査官らを連邦政府が訴追するよう求めた。

「小さな女の子をどれくらい大事に思っているのか?」

2012~2016年に米五輪体操チームのキャプテンを務めたレイズマン氏は、最初の虐待被害を届け出たのは6年以上前なのに、「いまだに最も基本的な返事と説明を求めて闘っている」として、嫌悪感をあらわにした。

「ここ数年間で、虐待を生き延びた人の癒やしが、虐待の扱われ方に影響されることが痛いほど明らかになった」

レイズマン氏はまた、FBIの捜査について、「当てずっぽうのようだった」と批判。深刻な問題点を改善しなければ、さらに多くの女性たちが「悪夢」に見舞われることになると警告した。

2012年ロンドン五輪で金メダルを獲得したマロニー氏は、FBIに聴取された経験について、「沈黙と、私のトラウマに対する無視」に満ちていたと述べた。

「FBIはでっち上げをし、私が言ったことについてうそをつき、連続小児虐待者を守ることを選んだ」

「FBI捜査官が届け出を受けても、引き出しに埋没させてしまうのなら、虐待を届け出る意味はどこにあるというのか」

英印軍の残虐行為

アメリカに問う大東亜戦争の責任』長谷川熙

 連合国の残虐行為は米、豪軍に限らない。元駐ミャンマー大使の山口洋一氏が書いた『ミャンマーの実像』(平成一一年勁草書房発行)にはこういう手記が紹介されている。

 「(筆者注 インドの)コヒマ・インパール間の街道沿いに設けられた基地を放棄して、ビルマ側山岳地帯への撤収に追い込まれた日本軍は、急迫する敵軍を前にして、歩行不能の傷病兵の担送にはとうてい手が回らず、やむを得ず木陰に担架を並べて、残してこざるを得ない事態に立ち至った。ところが、やがてここを占拠した英印軍を山から眺めると、彼らは担架に横たわる日本兵にさかんに水を降りかけている。厚さに苦しむ傷病兵に水を注いでくれるとはさすがに人道的な扱いをしてくれるものだと感心して見つめていると、いきなりこれに火が付けられ、すべての担架が猛火に包まれた。なんと彼らは傷病兵にガソリンをふりかけてこれを焼き払い、始末してしまったのである。
 日本軍が撤収した丘陵地の道には、点在する死体に混じって、傷つき、病み、飢えと渇きに呻吟する落伍兵が未だ死にきれずにうごめいていた。しかし、これを追撃する英印軍は生存者を収容するどころか、ブルドーザーで死体もろとも、塵芥を処理するが如く、片付けてしまった。
 これが残虐行為でないのであろうか。
 これが戦争犯罪と言えないのであろうか」(p141)

バターン死の行進

『特攻 最後の証言』「特攻 最後の証言」制作委員会

 八紘第六隊石腸隊  吉武登志夫 陸軍少尉

 ――歩くといえば、よくいわれるのがバターン・デス・マーチ(バターン死の行進)ですね。日本軍が捕虜を無理やり歩かせたということで戦後、非難の対象となった事件の一つですが、フィリピンでこれだけ長距離を歩かれた体験からどのように思われますか?

 吉武 「(フィリピンの地図を指して)バターンというのは、ここから、このくらいの距離(60~70キロ)ですからね」

 ――平地ですね。確かに捕虜は疲弊し、マラリアに罹病したりと、日本軍がそのへんを見誤ったところはあったでしょうが、言われるほど非人道的な移動ではない気がします。

 吉武 「戦争に負けたというのは、そういうことなんですね(笑)。戦後、慰霊のためにフィリピンに遺族の方たちと行ったことがあります。現地の人の対応はとても良かったですね。どこの国民も同じだと思いますが、国のために純粋な気持ちで命を捧げた人に対する感情というのは、民族が違っても通じるものがあるのではないかと思いました。フィリピンの人からすれば敵国の部隊ですが、非常に大切に扱ってくれますね」(p148)

方針変更が必要ではないか

タリバン「女性の権利尊重」

タリバン「女性の権利尊重」 全土制圧後初の記者会見
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM17D340X10C21A8000000/

アフガニスタンイスラム主義組織タリバンの報道担当者は17日、首都カブールで全土制圧後に初めて記者会見し、「歴史的な舞台だ。アフガンの自由と独立のために働く」と誇った。国際社会が懸念する女性の人権を巡っては「イスラム法の下で女性の権利は尊重される」と主張した。政権の移譲については「交渉が進んでいる」とした。

報道担当者は「内にも外にも敵を欲しない」とも述べ、政府関係者などへの報復を否定した。「指導者の指示ですべてのひとに恩赦を与えた」と融和姿勢を強調した。早期の首都制圧に踏み切った理由については「前政権が機能しなかった。我々が安全確保に責任を負う必要があった」と主張した。

タリバンは1996年から2001年に政権を握っていた際、極端なイスラム教の解釈によって女子教育を禁じるなど女性を抑圧した。17日の記者会見で、タリバンの報道担当者は新体制ではイスラム法の枠内で女性が医療分野などで働くことが可能になり、学ぶ権利も保障するとした。

国際社会の懸念を意識し、イスラム法に基づく穏健な統治に臨む考えを繰り返したが、具体策への言及は乏しかった。アフガン経済の立て直しに取り組む方針も表明した。アフガンの天然資源を活用し、国内に新しいインフラを整えることを検討するという。(馬場燃)

タリバンが勝利宣言 アフガン首都制圧「戦争は終結した」

タリバンが勝利宣言 アフガン首都制圧「戦争は終結した」
https://mainichi.jp/articles/20210816/k00/00m/030/039000c

f:id:nyatarochan:20210817194841j:plain
 アフガニスタンの旧支配勢力タリバン政治部門トップのバラダル師は15日、首都カブールを制圧したことに関連してビデオ声明を発表した。「主要都市が1週間で陥落した予想外に迅速で比類のない勝利だ」と勝利を宣言。ロイター通信が伝えた。バラダル師は「人々の期待に応え、課題に取り組む」と述べた。

 またタリバンムハンマド・ナイーム報道担当者も15日、カタールの衛星放送局アルジャジーラに対して「戦争は終結した」と述べ、政府軍との戦闘が終結したとの見解を伝えた。「私たちは、追い求めてきた国家の自由と人々の独立を手に入れた」と語り、アフガン政府要人の安全を保障し、対話していく用意があると説明している。

 ナイーム氏は「私たちは誰かを傷つけることを望んでいない。誰かを標的にするために私たちの国土を使わせることは許さない」とも強調し、「外国勢力もアフガニスタンで同じ過ちを繰り返すことはしないと考えている」と話した。【川上珠実】