2012-06-18から1日間の記事一覧

生活が不安定なインテリたち

フランス「下流インテリ」たちの現実 モナ・ショレ(Mona Chollet)ジャーナリスト 訳・阿部幸 「私は下流のインテリ。ニューロンをショートさせながら、本、雑誌、ウェブページ、ビラ、請願書、といった何ギガバイトもの情報に目を通すけれど、そこから何か…

国家と教育の再生は「家族」から始まる

鍵は家庭と食事にあり 櫻井よしこ 私に課せられたテーマは「家族の絆について」でございます。私がいくつかの学校を取材して、たまたま出会った素晴らしい事例をお話しして、家庭生活の参考にしていただければと思います。 長野県に真田町という町がございま…

侏儒の言葉

『侏儒の言葉』芥川龍之介言行一致 言行一致の美名を得るためにはまず自己弁護に長じなければならぬ。方便 一人を欺かぬ聖賢はあっても、天下を欺かぬ聖賢はいない。仏家の所謂善巧方便とは畢竟精神上のマキアヴェリズムである。醜聞 天才の一面は明らかに醜…

半肯定論法

『侏儒の言葉』芥川龍之介 批評学 ――佐佐木茂索君に―― 或天気の好い午前である。博士に化けた Mephistopheles は或大学の講壇に批評学の講義をしていた。尤もこの批評学は Kant の Kritik や何かではない。只如何に小説や戯曲の批評をするかと言う学問である…

善行

『春宵十話』岡潔 新しく来た人たちはこのくにのことをよく知らないらしいから、一度説明しておきたい。このくにで善行といえば少しも打算を伴わない行為のことである。

芸術至上主義者

『侏儒の言葉』芥川龍之介芸術至上主義者 古来熱烈なる芸術至上主義者は大抵芸術上の去勢者である。ちょうど熱烈なる国家主義者は大抵亡国の民であるように――我我は誰でも我我自身の持っているものを欲しがるものではない。

科学者とあたま

『寺田寅彦随筆集 第四巻』寺田寅彦科学者とあたま 私に親しいある老科学者がある日私に次のようなことを語って聞かせた。 「科学者になるには『あたま』がよくなくてはいけない」これは普通世人の口にする一つの命題である。これはある意味ではほんとうだと…

知識人の信用

『みんながアメリカを嫌う』ギ・ソルマン ヨーロッパでは政治家の知的能力が高く評価される。アメリカでは”エッグ・ヘッド”(卵の頭)といわれ、とくに政界では信用されない。知識人は現実離れしていて、国民を不幸にするイデオロギーにおちいっていると疑わ…

動物観の違い

『日本人はなぜ日本を愛せないのか』鈴木孝夫 フランスを訪れる多くの日本人から、よく「どうしてフランスの犬はあんなに行儀がいいのですか、家の中でやかましく吠えることもなく、まるで犬の種類が違うみたいで、一体どんな躾、育て方をしているのでしょう…