2019-09-08から1日間の記事一覧

折節の記

『正論 2018年7月号』 折節の記 高山正之 米朝会談が間もなくあるとか。で、南北朝鮮の首脳が会ったり、北と支那が会ったり。でも日本はお呼びがかからない、日本は蚊帳の外、安倍外交の失敗だ、このままでは孤立すると福山哲郎が騒いでいる。 一方であんな…

南北朝鮮との新たなる歴史戦に備えろ!

『正論 2018年7月号』 南北朝鮮との新たなる歴史戦に備えろ! 八幡和郎 南北統一なのか、共存体制なのか分からないが、新しい枠組みは北東アジアの従来の勢力バランスを変更し不安定にしかねないし、北朝鮮の復興や統一に関するコストを日本につけ回しするこ…

旅行文学

『啓蒙の世紀と文明観』弓削尚子 十八世紀には、学術的な探検旅行によって世界全体がヨーロッパの科学の射程にはいるようになるが、その一方で、この世紀は、外の世界に関するファンタジーを大きく膨らませた時代でもあった。旅行文学の金字塔といわれる『ロ…

啓蒙の世紀の舞台裏

『啓蒙の世紀と文明観』弓削尚子 十五世紀から十七世紀初頭までに約五〇万人のアフリカ人がヨーロッパの奴隷商によってアメリカへ運ばれたといわれるが、十八世紀にはその十数倍の約七〇〇万人というおびただしい数の黒人奴隷がアフリカから駆り立てられた。…

ワシの双頭

『ジョン・ロック ――神と人間との間』加藤節 ロックのこのようなキリスト教観の背景には、おそらく、ルソーによって「宗教の秩序」と「政治の秩序」という「ワシの双頭」を一つにしようとしたと評されたホッブスの『リヴァイアサン』における「キリスト教政…