世界人権宣言

『ハンドブック世界の人権』ヒラリー・プール 編

 エレノア・ルーズベルト人権委員会の委員長として1948年に述べた言葉、すなわち、世界人権宣言は「条約ではない。それは国際的な合意でなく、法および法的義務の表明を意図したものではない」という言葉にもかかわらず、その問題について研究した人たちは、人権宣言は勧告的な形式を越えて発展し新たな国際規範になるという期待をはっきりと抱いていた。彼らは、宣言という形式は、1948年の段階では達成が期待できる最大の成果であったと認識している。(p166)