ニャー太郎のブログ

休止中。2020年11月13日。

ついに出てきた米軍向け慰安婦の真実

『犯中韓論』黄文雄

 ついに出てきた米軍向け慰安婦の真実

 第二次大戦後の韓国で買売春問題が社会問題としてではなく、国政問題としても論議され始めたのは、朴正煕大統領時代の「売春立国」からである。妓生を養成する学校で訓練された「愛国の花」、つまり売春婦は二十万人もいたという。
 ちなみに約二千余年も前、斉国の名相、管仲が国営の売春宿を設立し、『韓非子』にまで「徳政」と称えられている。これと同じことを行った朴正煕だが、管仲のような賞賛は得られなかった。
 やがて買売春禁止法をめぐって論議が沸騰する。
 一九八〇年代の末から九〇年代にかけて、いわゆる「従軍慰安婦問題」が韓国の反日団体のお題目になった。世界最古の「千年性奴隷国家」「世界最大の性奴隷輸出国家」への同情心よりも、韓国の文化人は急に「従軍慰安婦」への同情心に凝り固まり、「愛国のヒロイン」として聖女化の運動に没頭する。
 韓国軍のベトナム民間人虐殺と女性強姦についての狼藉はすでに朴正煕大統領の時代から指摘されていた。
 韓国兵の「虐殺と性犯罪」については、金大中は朝鮮と反朴左翼マスコミと手を組んで、朴正煕政権の悪行と政治問題にし、大統領になってからベトナムに謝罪した。だが、帰国後、すぐに退役軍人会に叩かれ、すぐ謝罪を撤回した。
 金大中大統領に謝罪撤回と殴りこんだのは、朴正煕の娘、現大統領の朴槿恵である。
 朴槿恵は、韓国兵のベトナム民間人大虐殺、強姦などの戦争犯罪があっても、「漢江の奇跡」に大きな貢献をしたと考え、ベトナム政権に謝罪でもすれば自分が危うくなる。
 だから日本軍慰安婦ばかり追求して、日本の性犯罪に国民の目を仕向け、アメリカ軍慰安婦、国軍慰安婦、そして韓国軍のベトナム戦争犯罪からも目をそらしているのだ。
 問題はいつまで反日で、足元を支えられるかである。(p96)


 過去の歴史への強い関心は、必然的に現在に対する無関心をもたらし、結果的に現在の問題から目を逸らすことになった。
 「過去の歴史を見ないのは盲目と同じことだ」と主張しながらも、自らが現実に目を向けていない。
 多くの場合、「金銭の絡む」問題になると、韓国人はなんでもかんでも命がけになりがちだ。「日本軍慰安婦」問題を騒げば「カネをもらえる」という話になると、朝鮮戦争後の「米軍慰安婦」問題が湧き上がり始めた。
 それでは、米軍慰安婦とはどのようなものだったか、その実態を述べていきたいと思う。
 朝鮮戦争後、ソウル郊外のウォーカー・ヒルに米軍専用総合慰安施設が設置された。この施設以外にも韓国国内には、韓国政府によってつくられた米軍専用の売春宿が六十二ヵ所もあった。これらの売春宿には九千九百三十六人もの「米軍慰安婦」がおり、長年にわたって米軍兵士を相手に売春をさせられていたのである。彼女たちは韓国政府による「管理売春」の犠牲者だった。このことは政府だけでなく、マスメディアも民間人も常識として知っていた。つまり、知らない人はいなかったのである。
 しかし、「日本軍慰安婦」と彼女たちの運命には、天と地の差があった。「日本軍慰安婦」は聖女化され、ヒロイン化されたが、「米軍慰安婦」たちは、まったくちがう。彼女たちは利用価値がなくなると、それこそゴミのように捨てられ、被差別民となった。昔の白丁や揚水尺以下である。
 「日本軍慰安婦」のみ国策として最重要問題にされ、「米軍慰安婦」は逆に被差別の立場に置かれているという現実を打破するため、元「米軍慰安婦」百二十二人が韓国政府に対して、日本円で一人約百万円の国家賠償を求める集団訴訟をソウル中央地裁に起こしたのだ。
 実際、米軍と「米軍慰安婦」は、韓国政府による強制連行の証言と証拠を十分にそろえている。もちろん、その判決の結果によっては、韓国軍が今まで第五補給品としていた「韓国軍慰安婦」が、「米軍慰安婦」に続く社会問題として大きくクローズアップされるであろう。その場合、韓国軍が崩壊の危機に瀕するだけではなく、韓国社会が大混乱に陥るにちがいない。
 ありもしない「従軍慰安婦」をでっち上げた報いである。(p98)