慰安婦問題は歴史の歪曲と捏造

『こうして捏造された韓国「千年の恨み」』松木國俊

 慰安婦問題は歴史の歪曲と捏造

 韓国では、「女子挺身隊」を「従軍慰安婦」であると歴史を歪曲しています。私が調べた限り、この説を最初に「事実」として打ち出したのは朴慶植です。彼は昭和四十年に発行された『朝鮮人強制連行の記録』のなかで、こう書いています。
 「うら若い同胞の女性が多数『女子挺身隊』、『戦線慰安隊』などの名目でひっぱられ、慰安婦として戦争遂行の犠牲にされた」
 「同胞女性は中国や南方、沖縄の戦線にも多数連行されているが全体の数は数万に上ると思われる」
 全く根拠なしに、唐突に「数万が連行された」ときめつけているのです。さらに金賛汀はその十年後に『証言 朝鮮人強制連行』で、次のとおり、またもや何の根拠もなしにその数を増やしています。
 「一九四四年八月には『女子挺身勤労令』が発布され、連行に国家権力の強権が伴った。『女子挺身勤労令』によって数十万名に達する朝鮮人女性が軍需工場、軍要員として『徴用』されたが、これらの女性達のうち本人の知らぬままに、中国大陸に、南方戦線に『軍慰安婦』として、送られた人々も多かった。その総数は今日に至るもはっきりしないが、十万人内外であったろうと推定されている」
 なんと書きたい放題に書いてあります。そもそも、朝鮮では女子に対する「徴用令」である『女子挺身勤労令』は発布されていないのです。
 朝鮮で「女子挺身隊」として工場で働いた女性たちは全て志願したもので、もちろん慰安婦にされるはずなどありません。事実、元慰安婦であったと告白した韓国の女性たちでさえ、誰一人として挺身隊として引っ張られたと証言している者はいません(李榮薫『大韓民国の物語』文藝春秋)。
 ところが、韓国の中学・高校の歴史教科書には「女性たちも挺身隊という名でひいて行かれ、日本軍の慰安婦として犠牲になった」と書かれています。朴慶植の『朝鮮人強制連行の記録』をそのまま写したのでしょう。(p117)