実践重視の多彩な課外授業

『[写説]戦時下の子どもたち』太平洋戦争研究会 編

 さまざまな実習により実践的な知識と技能を習得

 国民学校では、教科書は軍国主義的な色彩を強め、各教科でお国のために尽くす精神を涵養する教育が行われた。しかし、子どもたちは型にはまった授業だけでなく、外に出て伸びやかに実習なども楽しんでいた。
 「合理創造の精神を涵養する」理数科では、従来の知識注入主義を排して、観察―考察―処理を中心として科学的精神を形成することを課題とした。それは、国家の総力戦となる戦争が高度な科学技術を必要とするためでもあった。(p42)