推薦の言葉  衆議院議員 島村宜伸

『南京の実相』日本の前途と歴史教育を考える議員の会 監修

 推薦の言葉  衆議院議員 島村宜伸

 「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」が、南京問題の総括文書を『南京の実相』として出版するにあたり、関係者御一同の真摯なご努力に対し心から敬意を表します。
 私も中国で、歴史認識問題等について何べんも議論した経験がありますが、その都度、私は中国側からの反発を承知の上で、私が今迄に学び得た事を率直に申し述べてきました。この種の話は、あくまで史実に基づいて確認されるべきもので、唯々諾々とその場凌ぎの対応で歴史を歪めたまま放置することは却って両国の将来に禍根を残しかねないからです。
 その意味で、この総括文書は、南京戦当時の貴重な一次資料に基づく検証で非常に説得力のあるものです。いままで、様々な検証本を読んでいますが、この総括は、過去の研究成果を時系列に並べ、簡潔に表現されていることで、大変わかりやすく出来ております。…
 いずれにせよ、真実が歪められたまま、相手方の報道を看過しておくことは、時間の経過とともに、恰もそれが、真実であるかの様な間違った歴史を後世に残すことになりますから、あくまで史実を正しく検証して、後に続く人達に対する私達の責任を果たさなければならないと考えます。(p13)