イランが、ホロコースト関連の国連決議に反応

イランが、ホロコースト関連の国連決議に反応
https://parstoday.com/ja/news/iran-i92196

イラン外務省が、国連総会のホロコースト決議の原則や内容に反対する声明の中で、シオニスト政権イスラエルが自らの犯罪を隠蔽するために国際的なメカニズムを利用していることを非難し、これを容認できないものとしました。


国連総会は今月20日イスラエルやドイツが支持して、ホロコースト否定を禁止する決議を採択しています。

21日金曜に発表されたイラン外務省の声明では、「イスラエルのこの行動は、同政権による日常的な犯罪の隠蔽を目的に、国連の仕組みを悪用する新たな試みである。残念ながらこのような試みは、最近支持されている」とされています。

また、「誰もが知っているように、第二次世界大戦の犯罪は、人種差別と覇権主義の2つの動機によって引き起こされたもので、今なおイスラエルはこれら2つの邪悪な気質を受け継ぐ筆頭である」としています。

さらに、「シオニスト政権イスラエルの人種差別的姿勢は多くの国際文書で明らかにされており、国際社会の強い意志にもかかわらず、イスラエルは今もって拡張主義的なイデオロギーを持つ唯一の人種差別政権のまま存続している」としています。

そして、「イランはいかなる状況下においても大量虐殺を非難し、これを正当化できないものとしている。それゆえ、第二次世界大戦中、イランはいくつかのヨーロッパ諸国からこの戦争による難民を受け入れた。その一方で、シオニストが牛耳る虚偽政権は、第二次世界大戦の犠牲者とユダヤ人を、恥知らずな攻撃行動を正当化すべく常に利用しようとしている」とされています。

加えて、「イスラエル政府とその指導者らは過去70年間、国際法に違反し、パレスチナ人と地域の諸国民に対してあらゆる種類の犯罪、特に人道に対する罪を引き起こしてきた。大量虐殺、暗殺、民族浄化、民家の破壊、封鎖は、シオニスト政権が絶えず犯している犯罪の例である」としています。

最後にこの声明は、「イランは改めて、歴史的悲劇の再発防止には、政治的判断や偏見のない歴史的研究が必要であり、したがって、このような抑圧的なアプローチは受け入れられず、このような決議は全会一致によるものとは見なされず、否定されるべきものであることを強調する」と結んでいます。