「強制連行」ではなく「渡航阻止」こそ歴史の真実

『犯韓論』黄文雄

 韓国・朝鮮政府は一時、「日本による強制連行」を大々的に売り出していた。「在日朝鮮・韓国人は強制連行の被害者の子孫たちだ」という説もあり、北朝鮮が「800万人以上」と主張したことさえある。…
 しかし「日本による強制連行」は捏造である。むしろ逆で、朝鮮人の半島脱出は李朝時代からあり、その行先はロシアや満州だった。清やロシア政府が朝鮮政府に対処を要求している。満州は清の発祥の地として封禁扱いであったが、朝鮮農民による密猟や密墾に絶えず悩まされていた。…満州国時代に入ると、漢人と韓人による移民競争が発生し、対立が激突に発展するようになった。
 一方で日本にやってくる朝鮮人も多く、怒涛のように押し寄せる朝鮮人渡航を阻止するのに日本は手を焼き、朝鮮総督府と政策を協議して万策を尽くした。濁音の発音が苦手な朝鮮人を見分けるため、「バ」を「パ」と発音する乗客は釜山港で乗船を拒否するという強硬手段までとられた。朝鮮人側も抗議の市民集会を開いて「入国阻止には法的根拠がない」と抗議した。このような状態だったので、「強制連行」の事実などあり得ない。(p88)