アメリカはソ連を支援していた

ウクライナ紛争 歴史は繰り返す』馬渕睦夫

 私は「アメリカがソ連共産主義の実情を誤解していた」とか、「アメリカから遠く離れた地域の出来事なので関心がなかった」などという弁護を聞きたくありません。アメリカはソ連の実情を正しく理解して、ソ連の侵略行動を是認していました。繰り返しになりますが、アメリカは自らが生みの親であるソ連共産主義を守護していたのです。
 さらに言えば、アメリカはソ連をしてアメリカの世界戦略の一翼を担わせていたとすら言い得るのです。これこそ、アメリカがソ連と同盟を組むことができた理由でした。(p131)